Pixel8系、Pixel7、Pixel7 Pro、Pixel7a、その他の Pixel でも同様の方法で設定できます。
スマートフォン版 Gmail でメール内容を不正アクセスから保護できる情報保護モードについて解説します。
情報保護モードを有効化すると以下の事が可能になります。
- メールを閲覧できる期間を限定
- パスワード付きメール
- メールの転送、印刷、コピー、ダウンロードを阻止
重要な情報をメールで送る際に情報保護モードが役立ちます。
メールのスクリーンショットを阻止する事はできません。
情報保護モードでメールを送る方法
Gmail アプリを開いて、新規作成ボタンをタップします。
右上の「︙」ボタンをタップします。
メニューの中から、情報保護モードをタップします。
まず有効期限の設定を行います。これはメールを見られる期間の設定です。
- 有効期限1日
- 有効期限1週間
- 有効期限1ヶ月
- 有効期限3ヶ月
- 有効期限5年
次にパスコードの設定です。相手が何のメールアプリを使用しているかによって挙動が異なります。
- 標準:Gmail アプリ使用者はパスコード不要
- SMS パスコード:メールを開くには SMS で送られるパスコードが必要
/ | Gmailアプリ | Gmail以外 |
---|---|---|
標準 | パスコード不要 | パスコードが必要 |
SMSパスコード | SMSパスコードが必要 | SMSパスコードが必要 |
「標準」では Gmail アプリ使用者はパスコード不要ですが、Gmai 以外では後から送信されるメールに記載されたパスコードが必要です。
設定が完了したら、右上の保存をタップします。
送信ボタンをタップします。
SMS パスコードを設定している場合、送信時に相手の携帯電話番号が必要です。「不足している情報を追加」をタップします。
相手の電話番号を入力して、完了ボタンをタップします。
電話番号を間違えると、相手がパスコードを受信できません。
再度送信ボタンをタップして、メールを送信します。
情報保護モードのメールを受信
パスコード設定が「標準」の場合、Gmail アプリ使用者はパスコードなしで開けます。メールの有効期限が表示されます。
パスコード設定が「SMS パスコード」の場合、本人確認が必要となります。
パスコードを送信ボタンをタップすると、Google より SMS でパスコードが送信されます。
パスコードを入力して送信ボタンをタップすることで、メールを開く事ができます。
メールを開く度に毎回パスコードが必要になります。
情報保護モードのメールをコピーしようとすると、上図のように阻止されます。
Gmail以外の場合
Gmail 以外で受信した場合、情報保護モードでメールが送信されましたという通知がメールに届きます。
「メールを表示」ボタンをタップすると、ブラウザで Google のページへ移動します。
Gmail 以外はパスコード設定が「標準」であってもパスコードが必要です。
パスコードを送信ボタンをタップすると、メールでパスコードが届きます。
メールに届いたパスコードを入力して送信ボタンをタップすると、メールを閲覧できるようになります。
パスコード設定が「SMSパスコード」の場合、パスコードを送信ボタンをタップすると携帯電話にパスコードが届きます。
メールのアクセス権を取り消すには?
予定より早くメールへのアクセス権を取り消したい場合、以下のように取り消し設定を行います。
左上の「≡」ボタンをタップします。
メニューより送信済みをタップします。
情報保護モードで送ったメールを開きます。
「アクセス権を取り消す」ボタンをタップします。
これでメールの受信者はメールを開く事ができなくなります。
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