Pixel8系、Pixel7、Pixel7 Pro、Pixel7a、その他の Pixel でも同様の方法で設定できます。
Pixel スマートフォンをボタンで操作する事ができるスイッチアクセスについて解説します。
スイッチアクセスとは?
スイッチアクセスとはユーザー補助機能の一つで、手が不自由などの原因で画面をタップできない場合、物理的なボタンで操作できるようにする機能です。
スイッチアクセスを使用するためには、以下のようなボタンとなるものが必要です。
- USB / Bluetooth 接続の物理的なスイッチデバイス
- USB / Bluetooth 接続のキーボード
物理的なスイッチデバイスがないという場合、キーボードでも代用できます。
どちらも用意できない場合、顔の動きで操作できるカメラスイッチを使用する事もできます。
スイッチアクセスを設定するには?
まずは設定をタップします。
下の方へスクロールして、ユーザー補助をタップします。
操作のコントロールにある、スイッチアクセスをタップします。
「スイッチアクセスを使用」のスイッチをオンにします。
スイッチアクセスを使用するために、アクセスを許可する必要があります。
スイッチタイプを選択します。
- USB スイッチ
- Bluetooth スイッチ
- カメラスイッチ
ここでは Bluetooth キーボードをスイッチ代わりとする場合を例として解説します。
Bluetooth スイッチを選択して、次へボタンをタップします。
予めペアリングしてあるキーボードをタップして、次へボタンをタップします。
まだペアリングしていない場合は、ペアリングを済ませてください。
次にスイッチの数を選択して、次へボタンをタップします。
1つのスイッチ | 選択項目が自動で順番に強調表示され、目的の場所が強調されたらボタンを押します。 |
2つのスイッチ | 選択項目を自分の操作で選び、自分のタイミングでボタンを押して実行します。 |
1つのスイッチでは、目的の場所が強調表示されるまで待ち時間があります。
スキャンする方法を選択します。
リニアスキャンは上から順番に選択項目を強調表示します。一番最後の項目を選択したい場合、最後が強調されるまで待たなくてはいけません。
行 - 列スキャンは一番最後の項目を選択したい場合でも、行と列を分離して選択するので待ち時間は少なくなります。
「次へ」に対する動きに割り当てるキーボードのキーを設定します。任意のキーを押してください。
「次へ」は選択項目を次へ移動する操作です。
ここでは「0」を入力しました。入力をやり直す場合「スイッチの割り当てを削除」ボタンをタップします。
次へボタンをタップして先へ進みます。
同様に「選択」に対する動きに割り当てるキーを設定します。
「選択」は選択項目を実行する操作です。
三目ならべでスイッチアクセスの練習ができます。
キーボードのボタン操作で項目を選択して印を付けます。
勝負が決まりました。操作がやりにくい場合は、やり直すボタンでスキャン方法を変更します。
問題ない場合は、設定を維持するボタンをタップします。
次へボタンをタップします。
以上でスイッチアクセスの設定は完了です。完了ボタンをタップしてください。
操作方法
スイッチアクセスの設定で「次へ」に設定したキーを押すと、画面上の項目が順番に枠が表示されます。
「選択」に設定したキーを押すと、アプリを開いたり項目を選択します。
スイッチアクセスをオフにする
まずは設定をタップします。
下の方へスクロールして、ユーザー補助をタップします。
操作のコントロールにある、スイッチアクセスをタップします。
「スイッチアクセスを使用」のスイッチをオフにします。
確認画面が表示されるので、停止をタップします。
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