Pixel スマートフォンも世代を重ねるごとに値上がりしています。Pixel9 で12万円超、Pixel9 Pro なら約16万円です。
なかなかポンと出せる金額ではなくなってきているのですが、Google ストアの下取りプログラムを活用する事で、お得に購入する事ができます。
過去の Pixel やその他のスマホを下取りに出すと、購入後に払い戻しがあります。
新機種登場直後は、下取り増額キャンペーンがあり尚更お得です。
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下取り対象メーカー
2024年時点での下取り対象メーカーです。
- Apple
- Samsung
- Fujitsu
- Huaway
- LG
- Sharp
対象端末モデルは Google Store の下取り額確認ページでご確認ください。
自社 Pixel と iPhone、Galaxy が下取り優遇されている感じがあります。
下取りの申し込み
Google ストアで Pixel を買う時、下取りに出すボタンをタップします。
メーカーとモデル名、デバイスの状態を選択すると、下取りの見積額が表示されます。
問題ないなら続行ボタンをタップします。
下取りプログラムを利用するには、18歳以上である事が条件で、職業の入力と身分証明書の提出が必要です。
手続きはウェブで完結します。
購入手続きが終わったら、身分証明書の写真と、本人確認のため自撮り写真を撮影する必要があります。
この条件と利用規約に同意するならチェックマークを付けて、下取りを追加ボタンをタップします。
下取り額はその場で割引されるわけではなく、最初は正規の価格で決済する必要があります。
下取りスマホの状態が極めて悪い場合は、下取り無効になって払い戻しを受けられなくなります。
身分証明書の提出
Pixel の購入手続きが済んだ後、身分証明書提出のためのメールが届きます。
身分証明書の提出には期限があり、期限が過ぎると下取りがキャンセルされてしまいます。
スマートフォンで「身分証明書を提出する」ボタンをタップします。
運転免許証などの身分証明書を準備して、身分証明書をキャプチャするボタンをタップします。
この後ブラウザが開き、カメラの権限を求められる場合がありますが許可します。
身分証明書を画面の指示に従って撮影したり、自撮り写真を撮影します。
本人確認が完了したら、1日程度でお知らせメールが届きます。
下取りキットが届く
新しい Pixel が届いてから1日～2日後に下取りキットが発送されます。
下取りキットはこのような箱が届きます。
以前は本人限定受取郵便で、郵便局窓口まで取りに行かないといけませんでしたが、普通にポスト投函で届きます。
下取りの出し方
スマートフォンを下取りに出すには以下の準備が必要です。
- 新しい Pixel にデータ移行
- Google アカウントの紐づけ解除
- おサイフケータイリセット
- スマートフォンを初期化
新しいPixelにデータ移行
新しい Pixel が届いたらデータ移行をしましょう。データ移行はとても簡単です。
Android からならケーブルを接続する必要もなく、ワイヤレスで移行ができます。
LINE のトーク履歴のバックアップも忘れずに行ってください。
Googleアカウントの紐づけ解除
Google アカウントの紐づけを解除しないと、初期化後もパスワードを求められる機種があるようです。手順書にも書いてあるので、一応やっておきます。
まずは設定をタップ。
パスワードとアカウントをタップします。
管理者のアカウントをタップします。
アカウントを削除ボタンをタップします。
Google アカウント自体が削除されるわけではありません。
確認画面が表示されるので、アカウントを削除をタップします。
最終確認で、デバイスの保護機能は利用できなくなりますと表示されます。OK をタップします。
これで、Google アカウントとスマートフォンの紐づけが解除されました。
おサイフケータイリセット
おサイフケータイを使ってない人は問題ありませんが、使っていた人は残高を移行するなり、削除する必要があります。
実はスマートフォンを初期化しても、おサイフケータイの Felica チップは初期化されません。一応読み取りは不可になりますが、データが残ることが不安ならやっておきましょう。
まずは、おサイフケータイを使っているのかどうか確認してみます。
アプリ一覧からおサイフケータイアプリを開きます。
左上の「≡」ボタンをタップします。
メニューから、サポート・規約をタップします。
メモリ使用状況をタップします。
利用中になっていたらおサイフケータイを利用しているという事です。
未利用の場合は、おサイフケータイのリセットは不要です。
すべてのおサイフケータイを解説すると膨大な量になるので、楽天 Edy を例に解説します。だいたいどれでも同じような手続きになります。
アプリ一覧から楽天 Edy アプリを開きます。
左上の「≡」ボタンをタップします。
機種変更の手続きをタップします。
楽天 Edy の残高の移行には楽天 ID が必要になります。一旦楽天に預けて、新しい Pixel で受け取るという流れです。
預けるボタンをタップ。
おサイフケータイに機種変更ボタンをタップします。
これで手続きは完了です。30日以内に新しい Pixel で残高を受け取ってください。
QUICPayが消えない問題
QUICPayだけが残ってしまう場合、Google ウォレットでクレジットカードを追加して、QUICPay を解除したら消えました。
スマートフォンを初期化
初期化前に本当に必要なデータが移行できたか、確認しておく事をおすすめします。
まずは設定をタップ。
システムをタップします。
リセットオプションをタップします。
すべてのデータを消去をタップします。
すべてのデータを消去ボタンをタップします。
一度初期化を始めると、後戻りはできません。
再起動した後、初期化処理が始まります。
この画面になったら初期化は完了です。電源を切っても大丈夫です。
SIM カードを取り外しましょう。
下取りキットの梱包
下取りキットに入っているのは以下の3点です。
- 返送用伝票
- 密封用シール
- 下取り手順書
入れるのは本体だけで OK。箱や付属品は不要です。フィルムやケースも外しておきましょう。
下取りキットの箱にはそのままスマートフォンを入れるわけではありません。
なぜなら輸送中に中で暴れてしまいますし、傷が付いたり、万一故障してしまうかもしれません。
スマートフォン本体は、下取りキットの箱のポケットに入れ込みます。
入れたらパタパタと折りたたんで、下取りキットに収納します。
箱を閉じて、密封用シールを貼って封をします。
最後に着払い伝票を、届いた時の伝票の上に貼って完了です。
後は最寄りの郵便局の窓口へ持っていって発送しましょう。ポスト投函でも可能ですが、ポストの中とはいえ長期外に放置されるのは不安ですよね。
査定の流れ
発送したスマートフォンが相手に到着すると、受領された旨のメールが届きます。
ここから査定は通常3～4営業日以内に終わります。
査定が終わったら、下取り金額のお知らせメールが届きます。
査定額が見積もり額以上の金額となりましたという表現ですが、見積額と同額でも「以上」に含まれるのでモヤモヤする所です。
通常は3～12営業日以内に、お支払い方法に対して払い戻しが行われます。
何らかの原因で払い戻しができない場合、期限付きのストアクレジットになってしまいます。
注意点
下取りキットは、新しい Pixel が届いてから30日以内に発送する必要があります。
30日の期限を超えると、下取り額が下がる可能性があります。
また、下取りスマホの状態が悪く、下取り額の75％を下回ったら返却されます。下取り無効になってしまうので要注意です。
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