Google Pixel Watchの4G LTEとWi-Fiモデルの違いについて解説します。
Pixel Watch は以下の2種類が発売されています。
- 4G LTE + Bluetooth / Wi-Fi:47,800円
- Bluetooth / Wi-Fi:39,800円
価格差が8,000円あり、どちらを買えば良いのか、何が違うのかお悩みだと思います。
違うところ
4G/LTEモデル | ・スマートフォンと離れていても通知を受け取れる ・携帯キャリアのスマートウォッチ向けサービスに加入する必要がある |
Wi-Fiモデル | ・スマートフォンが近くに存在、接続されていないと通知を受け取れない ・携帯キャリアのスマートウォッチ向けサービスに加入する必要はない ・携帯キャリアを問わず使える |
Wi-Fi モデルはスマートフォンの補助的なものに対して、4G/LTE モデルはスマートフォンが近くになくても使用できます。
4G LTE モデルはお使いのスマートフォンの携帯通信会社と連携するので、スマートフォンを自宅に置いて外出しても Pixel Watch で通知を受け取れますし、音楽の再生、Google Pay での決済、Google アシスタントなどを使用する事が可能です。
Wi-Fi モデルはスマートフォンと Pixel Watch が近くに存在、または同じ Wi-fi ネットワークに接続していないと通知などを受け取る事ができません。
また、4G LTE モデルはスマートフォンが充電切れでも Pixel Watch のみで緊急 SOS 機能を使う事ができ、スマートフォンが近くになくても Pixel Watch で電話の発信・受信ができます。
Pixel Watch 用に新たに携帯通信会社と契約する必要はありませんが、au では「ナンバーシェア」、ソフトバンクではスマートウォッチ向けサービスに加入する必要があります。
スマートフォンと Pixel Watch は同じキャリアで加入する必要があります。
4G/LTE モデルの注意点
23年9月現在、ドコモ、楽天モバイルでは使えません。
対応しているのは KDDI(au)、ソフトバンクのみとなります。
スマートウォッチ向けサービス
au「ナンバーシェア」
1つの電話番号をスマートフォンと Pixel Watch で共有するためのサービスです。
- 月額:385円
- au VoLTE 対応スマートフォンのみ
ソフトバンク「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」
スマートウォッチ向けサービスです。
- 月額:385円
ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス料が4年間無料になるキャンペーンが行われています。
キャンペーンの終了時期は定められておらず、改めてソフトバンク公式サイトにてアナウンスされます。
おわりに
常にスマートフォンを持ち歩いているというのであれば Wi-Fi モデルで十分という考え方もあります。
4G/LTE モデルの場合、ランニングやスポーツをする時はスマートフォンをポケットに入れておくと邪魔になりますから、Pixel Watch で電話の発信・受信、通知の受け取りなど便利な場面もあると思います。
ただ、Wi-Fi モデルでもスマートフォンが近くになくても音楽を聴く事は可能です。
4G/LTE モデルにすると当面は無料でもランニングコストがかかるという事を念頭に置いておかなくてはいけません。
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