Pixel8系、Pixel7、Pixel7 Pro、Pixel7a、その他の Android14 以降を搭載した Pixel でも同様の方法で確認できます。
Pixel7 シリーズでバッテリーのサイクル回数を確認する方法を解説します。
サイクル回数はバッテリーの劣化具合を見る一つの指標です。
サイクル回数が多いほどバッテリーの充電と放電が繰り返されており、劣化が進んでいるという事になります。
バッテリーのサイクル回数とは?
サイクル回数はバッテリーが0%から100%まで充電され、また0%になった状態を1サイクルとして数えます。
しかしスマートフォンの充電は0%になったら充電するわけではありません。途中からでも注ぎ足し充電をする事がほとんどだと思います。
バッテリーを50%消費 → 100%まで充電:0.5サイクル
なので、サイクル回数は充電回数ではありません。
サイクル回数を確認する方法
まずは設定をタップします。
下の方へスクロールして、デバイス情報をタップします。
下の方へスクロールして、バッテリー情報をタップします。
ここでバッテリーのサイクル回数を確認する事ができます。
買ったばかりのスマートフォンでも、出荷前検査の影響でサイクル回数が0とは限りません。
Pixel7 Pro は2022年10月に購入しました。執筆時(2024年1月9日)から単純計算で約450日経過しています。
毎日充電したとして450回、半分の225回よりも少ない結果となりました。
寿命となるサイクル回数は?
世間一般的にはサイクル回数が500回を超えると寿命と言われていますが、使えなくなるわけではなく本来の性能を発揮できなくなるという事です。
例えば数値上では100%まで充電しても、本来の性能の70%しか使えないというような事になります。
iPhone の Apple 社ではサイクル回数500回で本来の容量の80%を維持するように設計されていると公称されています。
サイクル回数を確認できない
サイクル回数の表示は Android14(2023年12月アップデート)から実装された新機能です。
サイクル回数を確認するには、Android を最新バージョンへアップデートする必要があります。
Pixel 以外のスマートフォンで、アップデートが提供されていない場合は残念ながら公式機能では確認する事ができません。
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