Pixel8系、Pixel7、Pixel7 Pro、Pixel7a で同様の方法で設定できます。初代 Pixel は非対応。
Pixel7 シリーズで周囲で流れている曲名を調べる事ができる「この曲なに?」の使い方について解説します。
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この曲なに?とは
この曲なに?は文字通り流れている音楽を特定するための機能です。
コンビニ、カフェ、イベントなどで流れている曲を聴いて、この曲好きだけど曲名がわからない…。という事はないでしょうか?そんな時に曲名を調べる事ができてモヤモヤせずに済みます。
曲名を調べる事ができるアプリは昔からありましたが、アプリを開いて検索する必要がありました。Pixel のこの曲なに?はアプリを開く手間も不要です。
この曲なに?を有効、無効にする方法
この曲なに?を有効にすると、リアルタイムに流れている曲を認識してくれます。リアルタイムに認識するという事は、その分バッテリーを使用しています。不要なら無効にする事もできます。
まずは設定をタップします。
下の方へスクロールして「サウンドとバイブレーション」をタップします。
下の方へスクロールして、この曲なに?をタップします。
「近くで流れている曲の情報を表示」のスイッチを切り替えます。
- オン:この曲なに?を有効化
- オフ:この曲なに?を無効化
設定は即時反映されます。
流れている曲を調べる
知りたい曲が流れている時にスマートフォンを取り出してロック画面を確認してみましょう。
現在流れている曲名とアーティスト名がロック画面に表示されています。
ただ、全ての曲が認識できるわけではないようです。あまりに古い曲や市販されていないような曲は表示されません。
この曲なに?の履歴を確認する
この曲何だろう?と思っても、いつでもスマートフォンを取り出せる状況というわけでもないでしょう。
この曲なに?は認識した曲のログを保存しているので、後からでも確認する事ができます。
また、スマートフォンを操作中だった場合も履歴を確認する事で曲名を調べる事ができます。
設定をタップします。
下の方へスクロールして「サウンドとバイブレーション」をタップします。
下の方へスクロールして、この曲なに?をタップします。
下の方へスクロールして、「この曲なに?」の履歴をタップします。
すると過去に認識した曲の履歴を遡って見る事ができます。
曲名の特定には Pixel に保存されたデータベースを使って行われます。認識中の周囲の音や会話が Google に送信される事はありません。
この曲なに?をホーム画面に表示
設定画面を毎回確認するのは手間ですよね。ショートカットをホーム画面に置いて、1タップで履歴を確認できるようにできます。
「この曲なに?」の履歴画面で、画面右上の「︙」ボタンをタップします。
メニューから「ホーム画面に追加」をタップします。
確認画面が表示されるので、「ホーム画面に追加」ボタンをタップします。
そうする事で、ホーム画面からすぐに「この曲なに?」の履歴へアクセスする事ができます。
この曲なに?の履歴を削除
「この曲なに?」の履歴画面で、画面右上の「︙」ボタンをタップします。
メニューからすべて削除をタップします。
YouTube Musicで探す
この曲なに?で曲名がわかったら、その曲を YouTube Music で探す事ができます。YouTube Music のサブスクリプションに配信されていれば、すぐに自分の Pixel スマートフォンで聴く事ができます。
この曲なに?で認識した曲名をタップします。
画面下部に表示されるポップアップウィンドウから「YouTube Music」をタップします。
すると YouTube Music が起動し、音楽の再生が始まります。
曲名が特定できなかった場合
データベースから曲名が特定できなかった場合、Google の検索力を借りて特定する事が可能です。
ただし、これを使用すると音楽の特徴を数値化したもの(音声フィンガープリント)を Google に送信します。
この機能を使用するには、設定で有効にする必要があります。
設定をタップします。
下の方へスクロールして「サウンドとバイブレーション」をタップします。
下の方へスクロールして、この曲なに?をタップします。
「ロック画面に検索ボタンを表示」のスイッチをオンにします。
「この曲なに?」で曲名が特定できなかった場合、ロック画面に検索ボタンが表示されるようになります。これをタップします。
Google の検索力を借り、ほんの数秒で曲名が特定されました。
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おわりに
テレビ CM やラジオ、カフェやデパートの店内 BGM で良い曲が流れていても、曲名がわからずモヤモヤする事が多々ありました。
Google Pixel を使用して、このモヤモヤから開放されて曲名も特定する事ができ、良い曲との出会いが増えて良かったと思います。