端末

Pixel Foldのモックに触れてみた感想

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2023年7月に発売される折りたためるスマホ「Pixel Fold」が発売されます。高すぎるので買えませんが、どんなものか興味はあるので、ショップでモックを見てきました。

ショップなので写真は撮れませんでした。

Pixel Foldについての感想

ズッシリくる重さ

第一印象として大分重いと感じました。

  • Pixel Fold:283g
  • Pixel7 Pro:212g
  • Nexus7(2013):290g

大型のPixel7 Pro よりも60g近く重いです。ケースなりを付けたら更に重くなってしまいます。片手でも持てますが、結構な重量感です。

かつての Google の小型タブレット Nexus7 の重さと変わりません。

厚み

折り畳めるので厚みがあるのは仕方ありません。薄型スマホ2台分の厚みはあります。折りたたみガラケーよりは薄い印象でした。

液晶の折り目

Pixel fold を開くと7.6インチの大型画面になります。しかしながら、折り曲げられた部分の液晶はフラットにはならず、意外に折り目が気になります。

これ液晶保護シートを貼るのも尚更無理なのでは…。

フラットになれば魅力でしたが、技術が進歩してフラットになるのを待ちたい。

開閉が固い

あまりに開閉が緩いと耐久性的に不安で難しいですが、結構力が要ります。開けるのがめんどくさくなって使うかなぁ?折りたたみガラケーのように簡単には開けません。

手触り

本体の手触りはサラッとしていて指紋はあまり付かなそうでした。

価格

価格は約25万円となります。ハイエンドノートパソコン並みの価格です。折りたたみ部分の技術にコストがかかっているのだと思います。

25万円ではハイエンド Pixel スマートフォンに Pixel タブレットを買ってもお釣りが来るので、せめて半額なら候補の中に入ったかな?

Pixel Foldを活かした使い方

スタンドいらず

Pixel Fold は折れるのでL字にして使えます。スタンドなしで立てる事ができます。

スマートフォンを立てるにはケースを使うかリングホルダーが必要でした。Pixel Fold ならスタンドいらずです。

リアルタイム翻訳

Pixel Fold は開けば表面にも裏面にもディスプレイがあります。

喋った内容が背面ディスプレイでリアルタイムに翻訳される仕組みが、2023年末の Android14 で提供されるようです。

おわりに

折りたたみスマートフォンは世に出たばかりで、これが世間的に受け入れられて普及するかは未知数です。しかし、現時点での状況を見ると非常に難しい印象があります。

ニンテンドー3DS も二画面デバイスでしたが、2画面じゃないとできないゲームなど利点がありました。しかし Pixel Fold は開かなくても使えるので、利点が潰されるような気がします。わざわざ開いて使うかな?と。

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