Pixel8系、Pixel7、Pixel7 Pro、Pixel7a、Pixel6、Pixel6 Proでも同様の方法で設定できます。
Pixel7 シリーズのカメラでシャッター速度を遅くする「長時間露光」について解説します。
カメラのシャッター速度の変更は、一眼レフカメラやデジタルカメラで設定できるものがありますが、スマートフォンで設定できるものは少ないです。
Pixel7 シリーズのカメラもシャッター速度を細かく設定できるわけではありませんが、シャッター速度を遅めに撮影できる機能があります。
長時間露光で撮影した写真
長時間露光モードで撮影した写真です。比較のため、通常モードと長時間露光で撮影した写真を交互に切り替えています。
長時間露光とは、シャッター速度を遅くして光を取り込む時間を長くする事です。
その結果、川の流れに躍動感を感じられる写真が撮れます。
長時間露光が役立つ場面
- 滝や渓流の流れ
- 夜景
- 車のヘッドライト
動きのあるものは、写真でも動いているような写真が撮れます。
写真展で見るような水の流れが感じられる滝や渓流の写真や、車のライトが光の線で動きを感じられる写真を撮る事ができます。
一眼レフカメラでこのような写真を撮ろうと思うと、3脚は必須ですし準備や設定が結構たくさんあります。
Pixel7 シリーズでは3脚がなくても手軽にプロ並みの写真が撮れてしまいます。
シャッター速度を遅くする長時間露光モードの使い方
カメラを起動し、画面下部のタブを右へスライドします。
長時間露光モードで動きのあるものを通常通り撮影します。
シャッター速度の長さは、被写体の動きに合わせて自動調整されます。
通常モードの写真を確認する
長時間露光モードの撮影では2枚の写真が保存されます。
- 長時間露光撮影の写真
- 通常撮影の写真
同じアングルで2つの写真を確認できます。
Google フォトで確認すると、長時間露光モードで撮影した写真は上図のように右上にマークが付いています。
写真を拡大すると、通常はない「バースト」というタブがあるのがわかります。
矢印の部分をタップすることで、通常モードの写真を確認できます。
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Pixel8 Pro のカメラにはマニュアル撮影モードが搭載されています。